格言っていうもんは
意外とやってるときには意味が分からんもんや
俺もそうやった
でも分かってるやつは
はやく上手になるよ
ちょっとテニスの格言
説明しとこう
ダブルスが上手い人はシングルスも上手い
この格言聞いたことないか?
「ダブルス上手い奴はシングルスも上手い」
高校の時にテニス部入って
よく先輩から聞かされたもんや
テニスって個人戦もあるもんやから
わりとシングルスに力を入れてまう奴が多い
特に若いとな
動けるし
精神的にもシングルスのが
気を遣わんでええとか
迷惑かけんでええとか思うとるんやろ?
そもそも気を遣わなあかんのは
下手やからや
迷惑かけるんは
下手やからや
シングルスのが得意とか言ってるのは
下手やからや
ダブルスが上手い人の特徴
ダブルスの上手い人って
けっこう地味やねん
シングルス上手い人のが
派手やと思うやろ?
「ダブルス上手い奴はシングルスも上手い」
って格言は
「シングルス上手い奴はダブルスも上手い」
っていう話なんや
結局は上手い奴は上手いってことになるけど
やっぱりダブルスのが難しいねん
できることをきっちりやってる
シングルスに比べて
ダブルスは一人あたりの守る範囲が狭い
そら2人もおるんやからな
やからノータッチエースはなかなか決まらん
ラリーになるほうが多いねん
普通のラリーでミスなんかしとったらあかん
それをわかって普段から練習しとるんがダブルスの上手い奴や
シングルス脳の奴は
毎回ポイントになるショットのことしか考えてへん
ダブルス脳は次に繋がるよう確実に返すこと考えとる
プレイヤー達の能力分析ができる
自分を含めてコートの中に4人おんねん
自分の実力 パートナーの実力
これはゲーム始まる前からわかっとる
わかった上で
自分らになにができるかもわかっとる
それから相手の2人や
プロでもないんやから
だいたいは初めて試合する相手っていうことが多い
ゲームの中で
相手の実力を見極めて
自分たちがどうやったら有利になるか
パターンを考えなあかん
これはもちろんシングルスも同じことやねんけど
自分以外に3人いるっていうのと
コートが狭くスキがないダブルス戦っていうのは
まるで違うんやで?
シングルスやと
ここに打てば必ずエースがとれるといったスキが存在する
まぁ打てるかどうかは別としてな
でもダブルスは相手コートに2人もおるもんやから
どこ打っても打ち返されるねん
打ち返されること前提で
自分らの不利にならんとこ打ち返しとる
こんなん考えるん
けっこう大変なんやで?
相手を崩してスキを作る
スキを作り出す
ダブルスの上手い人は目的意識をもって練習する
練習からして
なにをできるようになるべきか
なにを練習すべきか
できるようになるまできっちり仕上げてくる
ダブルス上手い奴は
そうせな作戦が成り立たんことを知ってる
ちゃんと頭使ってんねん
シングルス脳の奴らは
ノリのパワーショットとか
打てもせんのにギリギリのコース狙うとか
そんなことしてる
そうさせられてるのがシングルス脳の奴らや
それができてこその作戦っていうのをわかってないんや
やからそれができるまできっちり練習してくる
目的意識もって練習してくる
出来ないことを試合でやらされたら負け
俺もはっきり言って現役のときはよくわかってなかったわ
ほんま 練習時間を無駄にしたと思う
作戦ゆうても
それができる技術があってこその作戦や
そのことをわかって試合までに仕上げてくるやつが強い
出来もせんことを試合でやらされてる時点で負け確定な
試合中に覚醒するなんて中二なことはおこらんwww
まとめ
「ダブルス上手い人はシングルスも上手い」というテニスの格言。
ダブルスというと、どうも地味で華やかではないですよね。
でも実際はダブルスのほうが複雑で、自分の能力・他人の能力をきっちり分析できなければなりません。
そしてダブルスのコートのほうが死角が少なく、何手か先まで考えてボールを繋げていかなければなりません。
ダブルスのこういったところを考えられてこそ、シングルスにも活かすことができるのです。
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